冷蔵庫を移動する際、スペースの関係で横にしなければならない状況に直面することがあります。しかし、冷蔵庫を横にして運ぶ方法の詳細を知りたい方の多くは、横向きで運搬しても大丈夫なのか、故障のリスクはないのかと不安を感じているのではないでしょうか。冷蔵庫は精密な構造を持つ家電であり、適切な方法で運搬しなければ故障につながる可能性があります。
冷蔵庫を横向きで運ぶ際は、事前準備とコツを押さえておくことが重要です。特に、引っ越しの時冷蔵庫は何時間前に切るべきか疑問を持つ方も多いでしょう。電源を切るタイミングや庫内の水抜き作業を適切に行うことで、運搬時のトラブルを防ぐことができます。
水抜きを怠ると、運搬中に庫内の水がこぼれ、他の家財を濡らしてしまう恐れがあります。冷蔵庫の水抜きをしないとどうなるのか不安に思う方もいるかもしれませんが、正しい方法で水抜きを行えば安心して運搬ができます。
また、冷蔵庫は運搬方法を誤ると故障するリスクが高まります。冷蔵庫のコンプレッサーは横倒しにして良いのかどうか知っておく事も重要です。また、冷蔵庫を横向きにした場合の壊れる原因を理解し、安全な運び方を知っておくことも大切です。
特に、コンプレッサー内部のオイルが流れてしまうと、冷却機能が低下する原因になります。そのため、運搬後にすぐに電源を入れるのではなく、冷蔵庫を横にしたら何時間後に電源を入れたら良いのかといったポイントも把握しておく必要があります。
運搬中のトラブルを避けるためには、運搬時の注意点と故障させないコツを事前に確認し、適切な方法で運ぶことが重要です。冷蔵庫の重量やサイズを考えると、1人での作業は危険なため、冷蔵庫の運び方において2人で行うのが理想的です。狭いスペースを通過する場合や階段を利用する際には、冷蔵庫を斜めにして運ぶ必要があるケースもあるため、運び方を慎重に考える必要があります。
さらに、冷蔵庫を横にして車で運ぶとどうなるのかを理解しておくことで、運搬後の不具合を防ぐことができます。運搬が終わった後は、すぐに使用を開始するのではなく、冷蔵庫を横にしたら何時間後に電源を入れたら良いのかなど、運搬後にやるべきことを確認し、冷蔵庫の設置を適切に行う必要があります。
また、冷蔵庫は長年使用する中で劣化することもあるため、冷蔵庫が壊れかけているサインを知っておくと、早めの対策が可能になります。
本記事では、これらの疑問点を全て解決し、冷蔵庫を運ぶ前の事前準備について、冷蔵庫の正しい運び方、やむを得ず冷蔵庫を横にして運ぶ際の故障を防ぐ正しい方法や注意点、運搬後の適切な対応について詳しく解説します。
安全に冷蔵庫を運搬し、長く快適に使用するためのポイントを押さえていきましょう。
- 冷蔵庫を横にして運ぶ際のリスクと故障の原因
- 運搬前に行うべき事前準備と正しい手順
- 冷蔵庫の適切な運び方と運搬時に注意すべきポイント
- 横向きで運搬する際の適切な対処方法と運搬後にやるべきこと
冷蔵庫を横にして運ぶ時の事前準備と注意点

イメージ:クロラ家電ナビ
- 冷蔵庫を横向きにすると壊れる原因
- 冷蔵庫のコンプレッサーは横倒しにして良いのか?
- 冷蔵庫を横にして車で運ぶとどうなる?
- 冷蔵庫の水抜きをしないとどうなる?
- 冷蔵庫を横にして運ぶ場合の事前準備とコツ
冷蔵庫を横向きにすると壊れる原因

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冷蔵庫は、本来縦向きで使用することを前提として設計されています。そのため、横向きにすると内部の構造に影響を与え、故障につながるリスクが高まります。ここでは、具体的な壊れる原因について詳しく説明します。
まず、冷蔵庫の最も重要な部品の一つである「冷媒ガスの配管」にダメージが及ぶ可能性があります。冷蔵庫は、内部に冷媒ガスを循環させることで庫内を冷やす仕組みになっていますが、横向きにすると配管に無理な負荷がかかり、曲がったり破損したりすることがあります。特に、運搬中に衝撃を受けると、配管が潰れて冷媒ガスが漏れ、冷却機能が低下してしまいます。
また、コンプレッサー内部の潤滑油が偏ることも問題の一つです。冷蔵庫のコンプレッサーには、モーターを円滑に動かすためのオイルが含まれていますが、冷蔵庫を横向きにすると、このオイルが通常とは異なる場所に流れてしまうことがあります。その結果、電源を入れた際にコンプレッサーが正常に作動せず、故障の原因になるのです。
さらに、オイルが冷却配管に入り込むと、ガスの流れを妨げて冷却効果が著しく低下することも考えられます。
加えて、外部の部品や内部のパーツが変形する可能性もあります。冷蔵庫は縦向きでの使用を想定して作られているため、横向きにすると扉や引き出しのパーツに余分な負荷がかかり、変形や破損を引き起こすことがあります。
さらに、運搬時の衝撃が冷蔵庫の内部に影響を与えることもあります。特に、横向きにすると冷蔵庫の重心が不安定になり、運搬中に振動や衝撃が加わりやすくなります。その結果、内部の電子基板や冷却装置にダメージが生じ、動作不良を起こすこともあるのです。
これらの理由から、冷蔵庫を横向きにすることは極力避けるべきです。ただし、どうしても横向きにしなければならない場合は、運搬後に十分な時間を置いて冷蔵庫を安定させてから電源を入れることが推奨されます。
冷蔵庫のコンプレッサーは横倒しにして良いのか?

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冷蔵庫のコンプレッサーは、冷却システムの中枢を担う重要な部品です。このコンプレッサーを横倒しにすることは、多くのトラブルを引き起こす可能性があるため、基本的には避けるべきです。
冷蔵庫のコンプレッサーは、縦向きでの使用を前提に設計されています。そのため、横倒しにすると構造的なバランスが崩れ、正常に機能しなくなる恐れがあります。特に、内部の潤滑油の移動によって問題が生じるケースが多いです。
コンプレッサー内には、モーターの動作をスムーズにするための潤滑油が封入されています。このオイルは、縦置きの状態で適切に循環するよう設計されているため、横倒しにすると意図しない部分に流れ込んでしまいます。
例えば、オイルが圧縮室や冷却配管に入り込むと、冷媒ガスの流れを阻害し、冷蔵庫の冷却性能を大きく損なう原因になります。また、オイルが適切な位置に戻るまで時間がかかるため、運搬後すぐに電源を入れると、オイル不足の状態でコンプレッサーが動作し、焼き付きや故障を引き起こす可能性もあるのです。
さらに、コンプレッサーには振動を吸収するためのゴム製のクッションが取り付けられています。このクッションは、コンプレッサーが縦向きで使用されることを想定しているため、横倒しにすると正しく機能しなくなります。その結果、運搬中の衝撃が直接コンプレッサーに伝わり、内部部品の破損につながる可能性があります。
また、コンプレッサー周囲の配管や銅管も横倒しにすることで負荷がかかり、曲がったり破損したりすることがあります。特に、冷媒ガスが漏れると冷却機能が失われ、修理が必要になります。冷媒ガスの漏れは目視では確認しづらいため、異常が発生しても気づかないまま使用を続けてしまうこともあります。
これらのリスクを考慮すると、冷蔵庫のコンプレッサーを横倒しにすることは推奨されません。ただし、やむを得ず横倒しにする場合は、運搬後に一定時間冷蔵庫を縦置きの状態で放置し、オイルが元の位置に戻るのを待ってから電源を入れることが重要です。一般的には、少なくとも数時間、できれば半日ほど待つのが望ましいとされています。
冷蔵庫を横にして車で運ぶとどうなる?

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冷蔵庫を車で運ぶ際、縦向きで運搬することが推奨されています。しかし、どうしても横にしなければならない場合、いくつかのリスクが伴います。ここでは、冷蔵庫を横にして運ぶことで生じる具体的な問題について詳しく解説します。
まず、冷蔵庫の内部には「冷媒ガス」と呼ばれる液体が配管内に封入されています。このガスは、圧縮機(コンプレッサー)によって循環し、庫内の冷却を行う役割を果たしています。
しかし、冷蔵庫を横向きにすると、ガスが本来の流れとは異なる方向へ偏り、適切に冷却できなくなる可能性があります。特に、運搬中に振動や衝撃を受けることで、配管が破損し、冷媒ガスが漏れると冷却機能が著しく低下する恐れがあります。
次に、冷蔵庫の心臓部ともいえる「コンプレッサー」に負担がかかる点も問題です。コンプレッサーには潤滑油が入っており、縦向きで運用されることを前提に設計されています。
しかし、横向きにするとオイルが偏り、通常とは異なる箇所に流れ込んでしまいます。これにより、運搬後すぐに電源を入れると、コンプレッサー内部でオイル不足が発生し、正常に作動しなくなることがあります。最悪の場合、焼き付きや異音の原因となり、冷蔵庫全体の寿命を縮めることにもつながります。
さらに、外装や内部パーツの破損リスクも無視できません。冷蔵庫は縦向きでの使用を想定して設計されているため、横にすることでドアやトレイなどの可動部分に余分な負荷がかかります。特に、トラックに横向きで積載した場合、他の荷物の重みでドアや棚が圧迫されるリスクが高まります。
また、運搬中に急ブレーキをかけたり、段差を乗り越えたりすると、ドアが開いてしまったり、内部の棚やポケットが衝撃で破損したりすることもあります。また、外装が傷ついたり、凹んだりする可能性も高まるため、運搬時には十分な養生を施す必要があります。
このように、冷蔵庫を横にして車で運ぶことには多くのリスクが伴います。できる限り縦向きで運搬することを心掛け、やむを得ず横向きにする場合は、慎重に準備と対策を行うことが大切です。
冷蔵庫の水抜きをしないとどうなる?

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冷蔵庫を移動させる際、意外と見落とされがちなのが「水抜き」の作業です。しかし、この作業を怠ると、運搬時にさまざまなトラブルを引き起こす原因になります。ここでは、水抜きをしないことで生じる問題について詳しく説明します。
まず、最も大きなリスクは「水漏れ」です。冷蔵庫には、庫内の湿気を除去するための排水システムが備わっており、その一部として蒸発皿が設置されています。この蒸発皿には、冷蔵庫が稼働する中で発生した水分が溜まる仕組みになっていますが、電源を切ると冷却機能が停止し、残っていた水が自然に溶け出します。
水抜きをしていない状態で運搬すると、この水が庫内外へ漏れ出し、他の荷物や床を濡らしてしまうことになります。
また、製氷機能が搭載された冷蔵庫では、給水タンクや配管内に水が残っている場合があります。これらを事前に排水しないと、運搬中の振動で内部の水がこぼれ、庫内が水浸しになってしまうことも考えられます。さらに、水分がこぼれることで電気部品が濡れ、ショートや故障の原因になる可能性もあるため、特に注意が必要です。
次に、カビや雑菌の発生も懸念されます。冷蔵庫内には食品のカスや液体がこぼれた跡が残っていることが多く、運搬中に温度が上がることでカビが発生しやすい環境になります。
水抜きをしないまま長時間放置すると、庫内の湿気と相まって雑菌が繁殖しやすくなり、引っ越し後に嫌な臭いが発生することもあります。特に、夏場の移動では、短時間でもカビや腐敗臭が発生しやすいため、事前に庫内をしっかりと乾燥させることが重要です。
このように、水抜きをしないと運搬中の水漏れや故障、カビの発生などの問題が起こりやすくなります。冷蔵庫を移動する際は、事前に水抜きをしっかりと行い、庫内を清潔に保つことで、スムーズに引っ越しを進めることができます。
冷蔵庫を横にして運ぶ場合の事前準備とコツ

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冷蔵庫は、一般的に縦向きでの使用を前提として設計されています。しかし、引っ越しや搬入経路の問題で、どうしても横向きにしなければならないケースもあるでしょう。その場合、適切な事前準備と運搬時の工夫が不可欠です。準備を怠ると、故障や冷却機能の低下につながる可能性があるため、慎重に進めることが大切です。
ここでは、冷蔵庫を横向きで運ぶ際の具体的な準備と運搬のコツについて詳しく解説します。
冷蔵庫の電源は何時間前に切るべきか?
運搬前に最も重要な準備のひとつが、冷蔵庫の電源を切るタイミングです。冷蔵庫の電源は、最低でも12~24時間前には切ることが推奨されています。これは、庫内の霜を完全に溶かし、水抜きを行うためです。
電源を切ることで、冷蔵庫内の冷却が停止し、内部に蓄積された霜や結露が溶けて水になっていきます。この水が適切に排出されないまま運搬すると、庫内や配線部に水が入り込み、故障の原因になることも考えられます。また、移動中に水がこぼれることで、他の荷物を濡らしてしまう可能性もあるため、しっかりと水抜きを行うことが重要です。
なお、電源を切ると庫内の温度が上昇し、食品が傷みやすくなります。そのため、引っ越しの1週間ほど前から冷蔵庫内の食品を計画的に消費し、当日には庫内を空にするようにしましょう。余った食品はクーラーボックスを活用するなどの工夫をすることで、新居での食材管理もスムーズに行えます。
冷蔵庫の水抜きはどうやってやるの?何日前から?
冷蔵庫の水抜きは、引っ越しの2~3日前から行うのが理想的です。水抜きを行わずに運搬すると、庫内に残った水分がこぼれ、周囲を汚したり、冷蔵庫の故障を引き起こしたりするリスクがあります。
水抜きの手順は以下の通りです。
- 製氷機の給水タンクを外す
製氷機能がある冷蔵庫の場合、給水タンクには水が残っています。これをそのままにしておくと、運搬中に水がこぼれる恐れがあるため、引っ越しの2~3日前には給水タンクを取り外し、内部の水を完全に抜いておきましょう。 - 蒸発皿の水を捨てる
冷蔵庫には蒸発皿が設置されており、庫内の水分がここに溜まる仕組みになっています。電源を切った後は蒸発機能が停止するため、水が溜まったままの状態で運ぶと漏れることがあります。冷蔵庫の背面や底部にある蒸発皿の水を必ず捨ててください。 - 庫内の水分を拭き取る
霜や結露が溶けると、庫内の各所に水滴が発生します。これらの水分をしっかりと乾いた布やタオルで拭き取り、完全に乾燥させることが大切です。特に、野菜室やドアポケットなどの細かい部分にも水が溜まりやすいため、念入りにチェックしましょう。
冷蔵庫の扉や引き出しを固定する
冷蔵庫を横にして運搬する際、扉や引き出しが開かないように固定することが重要です。運搬中にドアが開いてしまうと、庫内のパーツが破損したり、バランスを崩して運びづらくなったりする可能性があります。
固定する方法としては、養生テープやラップを使うのがおすすめです。強力なガムテープを使用すると、剥がした際に粘着が残ることがあるため、適度な粘着力のある養生テープを選びましょう。ドアや引き出しをしっかり閉じた状態でテープを巻きつけ、動かないように固定してください。
また、庫内の棚やトレイも固定するか、取り外して別に運搬するのが望ましいです。横向きにすると重力の方向が変わるため、内部の棚がズレて破損する恐れがあります。特にガラス製の棚は割れやすいため、外して新聞紙やクッション材で包み、別途運搬するのが安心です。
運搬時の衝撃を抑える工夫
冷蔵庫は非常に重量があるため、運搬中の衝撃を抑える工夫も必要です。特に横向きで運ぶ場合、車の振動によって内部のパーツに負担がかかることがあります。
以下の対策を行うと、より安全に運搬できます。
- 毛布や緩衝材で包む
冷蔵庫を毛布やプチプチ(気泡緩衝材)で包み、外部の衝撃から守りましょう。特に角やドア部分はダメージを受けやすいため、重点的に保護してください。 - 運搬時の向きを確認する
冷蔵庫を横向きにする場合、コンプレッサーへ接続されている冷媒流入用配管が上向きになるように、冷蔵庫の向きを調整するのが理想です。そうしないとコンプレッサーへ冷媒が逆流して故障の原因となります。コンプレッサーは冷蔵庫の下部に設置されていることが多いため、横向きにする前に確認しておきましょう。 - できるだけ横向きの時間を短くする
冷蔵庫を横向きにして運ぶ際は、できるだけ短時間で済ませることが大切です。移動が終わったら、すぐに縦向きに戻し、オイルや冷媒ガスが元の位置に安定するまで数時間~半日ほど待ってから電源を入れましょう。
冷蔵庫を横にして運ぶ際には、慎重な準備が必要です。電源は12~24時間前に切り、水抜きを2~3日前から行うことで、運搬中のトラブルを防げます。また、扉や引き出しの固定、庫内のパーツの取り外し、毛布や緩衝材での保護を徹底することで、故障のリスクを最小限に抑えることができます。
さらに、運搬中はできるだけ振動を少なくし、横向きの時間を短くすることが重要です。運搬後はすぐに電源を入れず、半日ほど放置してから使用を開始すると、コンプレッサーや冷媒ガスの安定が確保され、故障を防ぐことができます。
このように、適切な準備と慎重な運搬を行えば、冷蔵庫を横向きにして運ぶ際のリスクを軽減し、安全に移動することが可能です。
故障させないように冷蔵庫を横にして運ぶ具体的な方法

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- 運搬時の注意点と故障させないコツ
- やむを得ず横向きで運搬する際の方法と注意点
- 冷蔵庫を斜めにして運ぶ際のポイント
- 2人で安全に行う冷蔵庫の運び方
- 運搬後にやるべきこと
- 冷蔵庫が壊れかけているサインは?
- 冷蔵庫の設置後に快適に使うための適切な温度設定
運搬時の注意点と故障させないコツ

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やむを得ず横向きで運搬する際の方法と注意点

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冷蔵庫は本来、縦向きで運搬するのが基本ですが、搬出経路の問題や運搬車両の制約などで、やむを得ず横向きで運ぶ必要があることもあります。横向きにすることで故障のリスクが高まるため、適切な準備と注意点を押さえておくことが重要です。
ここでは、冷蔵庫を横向きにして運ぶ際の具体的な方法と注意点について解説します。
事前準備を徹底する
① 冷蔵庫内を空にする
運搬中の揺れや傾きによって食品が動き、庫内の棚やドアが破損するリスクがあるため、冷蔵庫内は完全に空にしておきましょう。引っ越しの1週間前から食材を計画的に消費し、当日までにすべての食品を取り出します。
② 霜取り・水抜きを行う
運搬中に水漏れを防ぐため、霜取りと水抜きを前日までに行うことが必要です。特に製氷機が付いている場合は、給水タンクを外し、内部の水を完全に抜いておきましょう。
③ 棚やトレイを固定する
冷蔵庫の内部の棚やドアポケット、仕切りなどは外すか、動かないようにしっかり固定します。固定が不十分だと、運搬中の振動で割れたり、ドアの開閉ができなくなったりする原因になります。
④ ドアをしっかりと固定する
冷蔵庫のドアが開かないように養生テープや布テープでしっかりと固定します。開閉防止のため、ドアと本体の間に柔らかい布を挟んでおくと、運搬中の衝撃を和らげる効果があります。
⑤ 電源コードをまとめる
電源コードやアース線は冷蔵庫本体にしっかり固定し、運搬中に絡まったり引っかかったりしないようにします。
横向きにする際の正しい向き
① 冷媒管の位置を確認する
冷蔵庫のコンプレッサー内には冷媒や潤滑オイルが入っており、横向きにすると冷却システムに流れ込むリスクがあります。冷蔵庫を横にするときは、コンプレッサーへ接続されている冷媒流入用配管が上向きになるように、冷蔵庫の向きを調整します。そうしないとコンプレッサーへ冷媒が逆流して故障の原因となります。コンプレッサーは冷蔵庫の下部に設置されていることが多いため、横向きにする前に確認しておきましょう。
運搬時の注意点
① 振動を最小限にする
冷蔵庫を横向きにすると、衝撃に弱くなるため、慎重に運搬することが求められます。特に階段の昇降時や、トラックへ積み込む際には、できるだけ滑らかに動かし、無理な力を加えないように注意しましょう。
② しっかりと保護する
運搬時の衝撃や傷を防ぐため、冷蔵庫全体を毛布や緩衝材で包み、角や側面にクッションを入れるのがおすすめです。また、トラックに積み込む際にはロープや固定バンドを使ってしっかり固定し、揺れや転倒を防ぎます。
③ できるだけ短時間で運ぶ
横向きにした時間が長くなるほど、冷却システムやコンプレッサーにかかる負担が増加します。横向きの状態をできるだけ短時間に抑えることで、故障リスクを最小限にできます。
冷蔵庫を横向きに運搬するのは避けるべきですが、やむを得ない場合は、適切な準備と慎重な運搬が必要です。事前に食品を取り除き、水抜きを行い、ドアや棚を固定することで、破損や水漏れを防ぐことができます。また、運搬時には冷媒管の位置を確認し、慎重に取り扱うことが重要です。
冷蔵庫を斜めにして運ぶ際のポイント

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引っ越しや搬入作業の際、冷蔵庫を完全に縦に保つことが難しい状況もあります。例えば、階段の上り下りや狭い廊下を通過する際には、一時的に斜めにする必要があるかもしれません。このような場面での適切な運搬方法を知っておくことで、故障や破損のリスクを回避できます。
斜めなら問題ないが、角度に注意
冷蔵庫を完全に横倒しにすると故障のリスクが高まりますが、一時的に斜めにすることは基本的に問題ありません。ただし、以下の点には注意が必要です。
- 45度以内を目安にする
できる限り45度以上傾けないようにしましょう。45度を超えると、コンプレッサーオイルが移動しやすくなり、内部機構に悪影響を与える可能性があります。 - ゆっくりと動かす
急激な傾きや揺れは、内部のパーツに負荷をかける原因になります。慎重に、ゆっくりと角度を調整しながら運搬することが大切です。 - 支えが必要な場合は2人以上で対応
冷蔵庫を斜めにすると重量のバランスが崩れやすくなります。運搬中に支えが必要になる場面では、必ず2人以上で協力して運ぶようにしましょう。
2人で安全に行う冷蔵庫の運び方と種類別運搬人数対応表

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冷蔵庫は非常に重いため、1人での運搬は大変危険です。小型のものでも30~50kg、大型の冷蔵庫では100kgを超えるものもあります。そのため、必ず2人以上で協力して運ぶことが推奨されます。ここでは、安全に冷蔵庫を運搬するための具体的なポイントを紹介します。
役割を決めて作業する
2人で運ぶ際には、上側の人と下側の人で役割を決めることが重要です。
- 上側の人:主にバランスを取り、冷蔵庫が倒れないよう支える役割を担う
- 下側の人:実際に冷蔵庫を持ち上げる動作を担当し、重心を安定させる
階段を上り下りする際は、重い部分(コンプレッサーがある下側)を持つ人がしっかりと支えることが大切です。
持ち運びを楽にする工夫
冷蔵庫は持ち上げるのが難しいため、以下の方法を活用すると安全に運搬できます。
- キャリーベルトを使用する
腰に負担をかけずに冷蔵庫を運べる便利な道具です。2人でバランスよく支えることで、安全に運ぶことができます。 - 毛布を下に敷いて滑らせる
フローリングの上では、毛布やカーペットを下に敷くとスムーズに動かせます。 - 台車を使う
長距離を運ぶ場合は、キャスター付きの台車を活用することで、持ち上げる時間を減らせるため、安全性が高まります。
冷蔵庫の種類別運搬人数対応表の活用
以下に、冷蔵庫の種類ごとの容量(リットル)、重さ(kg)、運ぶのに最適な人数を表にまとめました。
冷蔵庫の種類 | 容量(L) | 重さ(kg) | 運ぶのに最適な人数 |
---|---|---|---|
1ドア冷蔵庫(小型) | ~100 | 約20~40 | 1~2人 |
2ドア冷蔵庫(小型) | 100~250 | 約40~60 | 2人 |
3ドア冷蔵庫(中型) | 250~400 | 約60~90 | 2~3人 |
4ドア冷蔵庫(大型) | 400~500 | 約90~120 | 3人 |
5ドア以上(大型) | 500~700 | 約120~150 | 3~4人 |
業務用冷蔵庫(特大) | 700以上 | 150以上 | 4人以上 |
※ 重さはメーカーやモデルによって異なりますので、実際に運搬する際は取扱説明書などで確認することをおすすめします。
冷蔵庫は基本的に縦向きで運び、横倒しや大きな傾きは極力避けるべきです。しかし、斜めにする場合は慎重に扱い、運搬後は安定させる時間を確保しましょう。また、2人以上で協力し、安全対策を講じることで、負担を減らしながらスムーズに作業できます。
運搬後にやるべきこと

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冷蔵庫を運搬した後、すぐに電源を入れるのは避けるべきです。運搬中に冷蔵庫は振動や傾きの影響を受けており、そのまま電源を入れると故障の原因になりかねません。特に、横向きで運んだ場合は、コンプレッサーのオイルや冷媒ガスの流れが安定するまで待つ必要があります。
運搬後に適切な処置をしなければ、冷蔵庫の冷却性能が低下したり、異音が発生したりする可能性があります。以下では、冷蔵庫を安全に使用するために、運搬後に必ず行うべきことについて詳しく解説します。
冷蔵庫の設置場所を決める
まずは、冷蔵庫の設置場所を確保しましょう。設置場所によっては、冷蔵庫の冷却効率が大きく左右されるため、次のポイントを意識して置くようにします。
① 壁から適切な距離を確保する
冷蔵庫は、放熱を効率的に行うために、背面や側面に十分なスペースを確保することが重要です。背面は最低でも5cm以上、側面は3cm以上空けるのが理想的です。放熱スペースが足りないと、冷蔵庫が過熱しやすくなり、故障や電気代の増加につながる可能性があります。
② 直射日光や高温多湿を避ける
冷蔵庫は、直射日光や高温多湿の環境では冷却性能が低下します。窓際やガスコンロの近くは避け、室温が安定した場所に設置しましょう。また、床が不安定な場所に置くと冷蔵庫が傾き、ドアの開閉に支障が出る場合があります。水平に設置できるように、水平器を使って調整すると安心です。
運搬後すぐに電源を入れない
冷蔵庫を運んだ直後は、内部の冷媒ガスやコンプレッサーオイルが不安定な状態になっています。この状態で電源を入れると、オイルが適切な位置に戻る前にコンプレッサーが作動し、故障の原因になるため、一定時間待つことが重要です。
① なぜすぐに電源を入れてはいけないのか
運搬中に冷蔵庫が傾いたり、横向きになったりすると、コンプレッサー内のオイルが冷却システムの配管に流れ込む可能性があります。これが原因で、オイル不足によるコンプレッサーの焼き付きや、冷媒ガスの流れが乱れるといった問題が発生します。
また、トラックや台車での運搬時に冷蔵庫が振動を受けた場合、内部の部品が正常に機能しないこともあります。そのため、運搬後は冷蔵庫を安定した状態に戻し、しばらく放置することが必要です。
何時間後に電源を入れる?運搬後の冷蔵庫の放置時間
冷蔵庫の運搬方法によって、放置すべき時間が異なります。縦向きで運んだ場合と、横向きで運んだ場合では推奨される時間が変わるため、それぞれのケースに応じた対策を取りましょう。
① 縦向きで運んだ場合
もし冷蔵庫を縦向きで運んだ場合は、比較的影響が少ないため、10分〜30分程度の放置で問題ありません。運搬中に軽い揺れや振動が発生しているため、内部を安定させる目的で短時間の放置を行いましょう。
② 横向きで運んだ場合
横向きで運搬した場合、最低でも6時間、できれば12時間以上放置するのが理想です。これは、コンプレッサーオイルが元の位置に戻るまでに時間がかかるためです。
放置する時間を決める目安として、次のポイントを参考にしてください。
運搬方法 | 推奨放置時間 |
---|---|
縦向きで運搬 | 10分〜30分 |
斜め(45度以内)で運搬 | 1〜2時間 |
横向きで運搬(短時間) | 6時間 |
横向きで運搬(長時間) | 12時間以上 |
電源を入れる前の最終チェック
冷蔵庫を適切な時間放置したら、電源を入れる前に以下のチェックを行いましょう。
① 電源コードが傷ついていないか確認
運搬中に電源コードが挟まれたり、引っ張られたりして破損していないかをチェックします。もし電源コードに傷があれば、ショートや火災の原因になるため、修理を依頼するか、交換を検討しましょう。
② ドアの開閉がスムーズか確認
冷蔵庫のドアが正常に閉まるかを確認します。運搬時の衝撃で蝶番がずれていると、冷蔵庫の密閉性が損なわれる可能性があります。ドアがしっかり閉まらないと、冷却効率が落ちてしまうため、設置時に調整を行いましょう。
③ 電源を入れても異音がしないか
電源を入れた直後は、コンプレッサーが作動する音がしますが、異常な異音が続く場合はすぐに電源を切ることが重要です。異音がする場合は、内部のオイルが正常に循環していない可能性があるため、メーカーや修理業者に相談しましょう。
冷蔵庫の運搬後は、適切な設置、十分な放置時間、電源を入れる前のチェックが重要です。特に横向きで運んだ場合は、最低でも6時間以上、可能なら12時間放置することで、安全に冷蔵庫を稼働させることができます。
また、設置環境が悪いと冷却効率が落ちてしまうため、壁から適切な距離を取ることや、直射日光を避けることも大切です。これらのポイントを守ることで、運搬後も冷蔵庫を正常に動作させ、長期間快適に使用できるようになります。
冷蔵庫が壊れかけているサインは?

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冷蔵庫は毎日使用する家電ですが、長期間の使用によって劣化し、少しずつ不具合が発生することがあります。冷蔵庫の故障は突然起こるわけではなく、徐々に兆候が現れるため、早めに対処することで完全に壊れる前に修理や買い替えを検討できます。
ここでは、冷蔵庫が壊れかけていることを示す代表的なサインについて詳しく解説します。これらの症状に気づいたら、すぐに対応することで、大きなトラブルを防ぐことが可能です。
冷蔵庫の冷却性能が低下する
冷蔵庫の最も重要な役割は食品を適切な温度で保冷することですが、庫内の温度が以前よりも高く感じられる場合は故障の兆候かもしれません。
① 食材が傷みやすくなる
冷蔵庫が正常に動作している場合、設定温度を維持することで食材の鮮度を保つことができます。しかし、庫内の温度が上がると、肉や魚、乳製品などが早く傷んでしまうため、冷却性能の低下を疑いましょう。
② 温度調整しても冷えない
冷蔵庫の温度設定を最も低くしても庫内が十分に冷えない場合は、冷却システムの異常が考えられます。特に、夏場に冷蔵庫内の温度が高くなりがちなら、冷媒ガスの漏れやコンプレッサーの故障が原因の可能性があります。
製氷機が正常に動作しない
最近の冷蔵庫には自動製氷機能が搭載されていることが多いですが、氷が作られなくなる、または氷のサイズが不均一になる場合は注意が必要です。
① 製氷に時間がかかる
通常、冷凍庫内の製氷機は数時間ごとに氷を作る仕組みになっています。以前より製氷に時間がかかるようになった場合は、冷却能力が低下している可能性があります。
② 氷が異常な形をしている
製氷機から出てくる氷が小さすぎたり、部分的に溶けていたりする場合は、冷却が十分に行われていない証拠です。この状態が続くと、冷凍庫全体の温度が安定せず、食品が傷みやすくなる可能性もあります。
冷蔵庫から異音がする
通常、冷蔵庫はコンプレッサーやファンの稼働音が小さく聞こえる程度ですが、異常な音がする場合は注意が必要です。
① ガタガタ、ブーンという大きな音
冷蔵庫の内部にはモーターや冷却ファンが組み込まれています。これらの部品に不具合が発生すると、異音が発生することがあります。特に、「ブーン」という持続的な音が大きくなってきた場合は、モーターの故障が疑われます。
② 金属がこすれるような音
「キリキリ」「ギーギー」といった音がする場合は、冷却ファンが何かに当たっている可能性があります。ホコリの蓄積や部品の摩耗によって発生することが多く、そのまま放置するとファンが完全に停止するリスクもあるため、早めに点検が必要です。
冷蔵庫の外側が異常に熱くなる
冷蔵庫の側面や背面は通常、放熱のために温かくなることがあります。しかし、異常に熱くなっている場合は冷却システムのトラブルの可能性があります。
① 背面が極端に熱くなっている
冷蔵庫の背面にあるコンプレッサーや放熱板は、通常なら適度に熱を持つ程度ですが、触れられないほど熱くなっている場合は、冷却機能が過剰に働いている証拠です。これは、内部温度が下がらないことを補おうとする動作のため、コンプレッサーに負担がかかり、寿命を縮めてしまいます。
② 側面やドアが熱を持つ
ドアや側面が異常に熱い場合は、断熱材やガス漏れの問題が考えられます。この状態が続くと、内部の冷却が追いつかなくなり、最終的には冷蔵庫が動かなくなることもあるため、早めに点検を依頼しましょう。
冷蔵庫の設置後に快適に使うための適切な温度設定

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冷蔵庫内の温度は、主に冷蔵室・冷凍室・野菜室・チルド室の4つに分かれます。それぞれのエリアごとに最適な温度を設定することで、食材の鮮度を保ちつつ、効率的に冷却できます。
適切な温度設定
① 冷蔵室の適温:2℃~5℃
冷蔵室は食品を保存するメインのスペースであり、2℃~5℃が適温とされています。温度が高すぎると食品が傷みやすくなり、低すぎると冷凍されてしまう可能性があります。特に牛乳や卵などの生鮮食品を多く保存する場合は、3℃前後に設定すると鮮度を長く保ちやすくなります。
② 冷凍室の適温:-18℃以下
冷凍室は食品を長期間保存するためのスペースであり、-18℃以下が適切な温度とされています。これは、細菌の繁殖を防ぎ、食品の劣化を抑えるために必要な最低温度だからです。アイスクリームや冷凍食品は-20℃以下の環境が理想的ですが、家庭用冷蔵庫では-18℃が一般的です。
③ 野菜室の適温:3℃~8℃
野菜や果物は、冷蔵室よりやや高めの3℃~8℃程度の温度が適しています。温度が低すぎると、野菜が凍ったり、乾燥してしまったりするため、適度な湿度も重要です。特に、葉物野菜は低温障害を起こしやすいため、5℃~7℃程度に保つのが望ましいでしょう。
④ チルド室の適温:0℃~1℃
チルド室は、肉や魚などの生鮮食品を短期間保存するために設けられたエリアで、0℃~1℃が適温です。この温度帯では、細菌の繁殖が抑えられ、食品の鮮度を長持ちさせることができます。特に、刺身や生肉を保存する場合は、冷蔵室よりもチルド室を活用するのが良いでしょう。
季節に応じた温度調整
季節によって室温が変化するため、冷蔵庫の温度設定を適宜変更することで、効率的に食品を保存し、電気代の無駄を防ぐことができます。
① 夏場の温度設定
夏場は外気温が高くなり、冷蔵庫内の温度も上がりやすくなります。そのため、冷蔵室の設定温度を低め(2℃~3℃)に調整すると、食品が傷みにくくなります。ただし、冷蔵庫の開閉回数が多いと庫内の温度が上昇しやすいため、ドアの開け閉めは最小限にすることも重要です。
また、冷凍室については-18℃以下を維持することが基本ですが、頻繁に冷凍食品を出し入れする場合は-20℃に設定するのもおすすめです。
② 冬場の温度設定
冬場は室温が下がるため、冷蔵庫の冷却負荷が減少します。このため、冷蔵室の温度を4℃~5℃に設定すると、消費電力を抑えることができます。寒い時期に冷やしすぎると、野菜や果物が凍ってしまうことがあるため、野菜室は5℃~7℃の範囲に設定するとよいでしょう。
冷蔵庫を横にして運ぶ際に知っておくべき重要ポイント総括
記事のポイントをまとめます。
- 冷蔵庫は縦向きでの使用を前提に設計されている
- 横向きにすると冷媒ガスの流れが乱れ、冷却性能が低下する
- コンプレッサーの潤滑油が偏り、故障の原因になる
- 配管に負荷がかかり、破損やガス漏れを引き起こす可能性がある
- 運搬時の振動や衝撃で電子基板や冷却装置がダメージを受けやすい
- ドアや引き出しが開かないよう、養生テープで固定する必要がある
- 棚やトレイは事前に取り外し、個別に運搬するのが安全
- 横向きにする場合、コンプレッサーが上側になる向きが望ましい
- 横向きでの運搬後は、6~12時間静置してから電源を入れるべき
- 冷蔵庫を車で横向きに運ぶ際は、振動を抑えるため毛布などで保護する
- 水抜きをしないと運搬中に水漏れし、床や配線にダメージを与える
- 電源は運搬の12~24時間前に切り、庫内を完全に空にする
- 冷蔵庫の冷却性能が落ちると、食品の劣化が早くなる
- 異音や異常な熱を感じた場合は、コンプレッサーの不具合を疑うべき
- 設置後は適切な温度設定(冷蔵室2~5℃、冷凍室-18℃以下)を維持する